移りゆく季節 刻々と過ぎ去る時間
目の前で日々を生きる友人たち
そんな光景が愛しくて切なく、胸を揺さぶられる。
そのような幾つもの瞬間に気づいてしまうと
いてもたってもいられない。
日本の四季の移ろいと同時に瞬間移動的な展開を
意識して構成された今作は
前作とは異なる時間軸を生むに違いない。
穏やかな柔らかい日光を
目を細めながら感じ暮らしたおよそ3年ほどの時間。
・B5
・88ページ
『TRIP』
"旅・幻覚・刺激・失敗・非現実"
"TRIP"は「日常から少し離れた部分いつもとは違う何か」
をイメージさせる言葉。
私たちが生きている日常
ただのありふれた日々
流れゆく時のなかで発見された
"あたりまえ"に側に在る
モノ・風景・感情。
もしかするとそんな"あたりまえ"なんて
本当はないのではないかと
疑い始めた途端に世界の見え方は
あっという間に一変してしまった。
ただの日常の中に"TRIP"は
いつでも潜んでいる気がしてくる。
"TRIP"は私自身の未来への記録、
ライフワーク的一作。